当院の透析患者さんはもちろん、他院の透析患者さんのシャントトラブルも積極的に引き受けます。
主治医にシャントの状態が良くないと言われた、突然詰まってしまったなどのトラブルがありましたら、「腎・透析センター」まで直接ご連絡ください。当院ではカテーテル治療(PTA)と手術のいずれか最適な治療手段で迅速に対応します。
シャントには腕の静脈に動脈を吻合する基本形以外に、難易度の高い人工血管を用いる手術もあります。これらのシャントが適さない場合には、上腕動脈を皮下に移動する表在化、さらには血管内に透析用カテーテルを長期留置する方法もあります。当センターの南木はこれまで3000件以上のシャント手術を執刀してきた経験があり、ステント(狭窄部位に留置する筒)や特殊なバルーンカテーテルによるPTAを実施するための学会認定医を有しており、患者さんにとって最適なシャント治療を提供します。